「仲間になって、安心を届ける」  凸凹っ子っと家族の応援隊(チーム彩)さん

 

「仲間になって、安心を届ける」 

そんな想いで「凸凹っ子っと家族の応援隊(チーム彩)」を立ち上げたのは、カラーセラピー講師の菊川静枝さん。発達障害を抱えたお子さんやそのご家族が、垣根なく思いを開放できる語り場を提供している。チーム彩で託児をしている杉山香織さんにもお話を伺いながら、チーム彩の立ち上げへの想いと取り組みに迫った。

 

ーチーム彩さんは、どのような活動をされているのですか?

菊川さん:私たちは静岡の凸凹っ子と家族応援することをコンセプトとして、発達障害を抱えたお子さんやそのご家族が垣根なく思いを開放できる語り場を提供しています。

具体的には座談会を開いたり、親子交流会を主催しております。お招きした講師の先生から子育てのアドバイスをもらったり、参加者同士で悩みを話し合ったりしています。

菊川さん:今年度はすでに3回の座談会を開催させていただきました。

11月25日には愛知県知多武豊町よりSmiley Dream(

http://smileydream.web.fc2.com/)代表の櫻井雅美さんをお招きします。2年前から心待ちにしていたので、本当に楽しみですね。このイベントでは、講演者が一方的に話すのではなく、参加者が発達障害を要する子に対してどういう支援がいいのか自分の意見を発信したり、ほかの方の意見を聞いたりする内容になっています。これは魅力の一つですね。(イベントは終了しました)

ー座談会に参加した方は、どんな感想を残してくれますか?

菊川さん:幼稚園の先生に自分の子どものことをお願いしにくいというお母さんがいらっしゃったことがあります。そのお母さんは、担任の先生に伝えたいことがあったのですが、なかなか言い出せずにいました。でも、うちの座談会に参加して、アドバイスをもとに担任の先生と二人で話す機会を作ったそうです。

その結果信頼関係も築けて、子どもを通して細かい連絡などもできるようになったそうです。

 

ーチーム彩を立ち上げたきっかけを教えてください

菊川さん:子育てに悩むお母さんには、ただ自分の気持ちを聞いてほしい方もいらっしゃると思います。私自身も娘のことで悩んだ時に、一番救われたのは当時横浜にいたお母さんたちとの関わりでした。自分が言いたいことを全部言わなくても分かってくれて、共感してくれる。途方に暮れていた私にとって、励ましてくれて、「大丈夫だよ」って言ってくれたことはとても助けになりました。

だから私も、子育てに困っているお母さんに「大丈夫だよ」と伝えたくて、チーム彩を立ち上げました。

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ー杉山さんはチーム彩でどんなことをされているのですか?

杉山さん: 私は元保育士なので託児の担当をしています。
菊川さんとは2年程前に、ある活動を通して知り合いました。そして昨年『託児のできる方を探しているのですか、どなたかいらっしゃいませんか?』という連絡を頂いた時に、思わず『私でもいいですか?』って聞いちゃいました(笑)
というのも、保育士として現場にいた時は自分と子どもとの関係づくりは出来ていたのですが、お母さんと子どもの関係づくりには関われていない、という思いを感じていまして。彩さんだったらより近くでお母さんたちとも関われるかもしれない、と思ったんです。それから座談会の時は、託児を担当させて頂いています。
今年の夏は発達の気になる子どもさんとその御家族に向けてタッチセラピーをお伝えする場も頂きました。
子どもの笑顔を見て笑顔になるお母さんや、託児の時の子どもさんの様子を伝えた時に“ママから離れても楽しく過ごせたんだな”と笑顔になるお母さんを見られるのはやっぱり嬉しいです。
それに私は菊川さんの想いも大好きなので(笑)

菊川さん:座談会を開催するのは週末ですが、イベントにお子さんを連れてきたいという方も、もちろんいらっしゃいます。お母さんが座談会に出ている間は、ほとんどマンツーマンで杉山さんのような支援者さんがついてくれます。なので、安心してイベントに参加できると思います。

 

 ーイベントの魅力にはどんなことがあるのでしょうか?

杉山さん:お母さん同士が仲良くなっていくとか、つながりができていくところが見えたりする感じがいいですね。やっぱり、お母さんが気持ちを許せる場所って同じ悩みを持った人が集まる場所だと思います。そういう場所の大切さはひしひしと感じてますね。

菊川さん:イベントに来てくださるお母さんって、ほぼ100パーセント頑張り屋のお母さんなんですね。奥さんとしてもお嫁さんとしても頑張っていらっしゃる方ばかりです。でも、ずっと100パーセントで頑張ると人間誰しも疲れてしまいますよね。だから、月に一度でいいから子どもさんを託児に預けて自分だけの時間を過ごしてほしいです。

菊川さん:この前すごく嬉しかったことは、初めて参加されたお母さんに「杉山さんたちがいてくれたので、子ども預けられてすごく助かりました。来てよかったです」と言ってもらえたことですね。参加する直前まですごく悩んで、勇気出して私の携帯に電話してくれた方だったので、お互い本当に嬉しかったですね。そういった場をまだまだ作りたいです。

 

ー最後に、メッセージをお願いします

菊川さん:子育てって、楽しいことばかりじゃありません

特に、発達障害を抱えた子にはそれならではの大変さがあります

やはりそういったときはお母さん自身も凹んでしまうので、そういう時にこの場所に来て欲しいし、来てくれたらみんなで「自分も経験してる。大丈夫。」と伝えられると思います。

来てもらえれば、「一人ぼっちじゃない」と伝えられると思います

杉山さん:私は託児のスタッフとして、ママから離れても楽しいことってあるんだな、と子どもたちに感じてもらえるようなあったかい雰囲気を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。

 

 

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インタビュアー

児童発達支援施設Minashia 徳永隆宏

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